少人数の集い向けの曲
初めて祈りを企画するという場合や、20-30名ほどの小さな集いで参考にできるのが、テゼのインストゥルメンタルのCDに収録されている曲です。
インストゥルメンタル 3枚組 |
このCDは、テゼ共同体制作による楽器のみの演奏アルバムです。少人数で企画されるテゼの歌による集いを支えるために作られたもので、少人数で美しく歌える歌が選ばれています。
インストゥルメンタルのCDは、現在1から3まであり、最近3枚組が発売されました。インターネットで入手することができます。
インストゥルメンタル収録曲から選ぶ
以下のリストは、3枚のインストゥルメンタル・アルバムに含まれる曲のうち、日本語の歌集に含まれている曲をピックアップしたものです。最初はこの30曲のなかから選んでみてはいかがでしょうか。
「インストゥルメンタル 1」
- 01 - すべての人よ 主をたたえよ / Laudate omnes gentes(歌集 1番)
- 02 - 聖なる霊よ 愛の火を / Tui amoris ignem(歌集 39番)
- 04 - わが心 たたえよ主を / Bless the Lord(歌集 5番)
- 05 - あがめよ たたえよ (マニフィカ) / Magnificat (canon)(歌集 13番)
- 06 - いつくしみと愛 / Ubi caritas(歌集 3番)
- 07 - イエス 内なる光 / Jésus le Christ(歌集 24番)
- 10 - とわにたたえて歌え / Misericordias Domini(歌集 8番)
- 12 - 恐れるな 煩うな / Nada te turbe(歌集 52番)
- 14 - 目覚めてとどまれ / Bleibet hier(歌集 42番)
- 15 - イエスよ み国に / Jesus, remember me(歌集 49番)
- 17 - み子キリスト / Christe Salvator(歌集 50番)
- 18 - ほめたたえよ / Benedictus(歌集 22番)
「インストゥルメンタル 2」
- 02 - 歌え主に感謝 / Confitemini Domino(歌集 21番)
- 03 - グロリア グロリア / Gloria 3(歌集 17番)
- 05 - 主の聖なるみ名を / Sanctum nomen Domin(歌集 38番)
- 06 - 心の平和わが救い / Mon me se repose(歌集 45番)
- 07 - 聖なる主の霊 /Spiritus Jesu Christi(歌集 30番)
- 08 - 主こそまことの救い /El Senyor(歌集 2番)
- 09 - イエス あがない主 / Jesu Redemptor(歌集 37番)
- 11 - 父よ ゆだねます / In manus tuas pater(歌集 47番)
- 12 - 主に頼る人は / Bonum est confidere (歌集 6番)
- 13 - 待ち望め 主の日を / Wait for the Lord (歌集 11番)
- 17 - ともに喜び歌おう / Venite, exultemus Domino (歌集 11番)
- 18 - あわれみを 主よ / Ostende Nobis(歌集 25番)
「インストゥルメンタル 3」
- 05 - おー ともに主をたたえん / Adoramus te O Christe(歌集 4番)
- 10 - 世の光キリスト / Adoramus te Christe(歌集 48番)
- 11 - たたえよ神を / Laudate Dominum(歌集 15番)
- 13 - 主の平和を / Da pacem cordium(歌集 34番)
- 17 - ともにいてください / Bleib mit deiner Gnade(歌集 46番)
- 19 - あがめよ主の十字架を / Crucem tuam(歌集 51番)
伴奏の重要性
祈りを企画したいのに、伴奏してくれる人が見つからない!ということがあります。伴奏は、音程とリズムで歌を支える役割がありますが、伴奏者が慣れていなかったり、技術が不足していると、正確な音程・テンポで弾けないという場合があるかもしれません。
ギターはソロ楽器なので、クラッシック・ギターを本格的に習っているという人でも、意外と一定のテンポで伴奏するのが苦手という人が少なくないそうです。ソロ・ギターなら、早くしたりゆっくりにしたり、感性のままに弾けばよいのですが、祈りで伴奏する場合、それでは役割を果たすことができません。
ギターが一定のテンポで弾かなければ、祈りが深まる前に歌が止まってしまったり、伴奏の緩急に振り回されて、歌っている人が疲れてしまいます。集中して歌うためには、伴奏が安定していることはとても重要な要素です。
伴奏のサポートとして音源を用いる
インストゥルメンタルのCDは、祈りの場で流して一緒に歌えるように作られています。歌いたい順番にしてMP3プレーヤーから再生すれば、そのまま伴奏として使うことができます。
また、伴奏者が慣れていない場合も、音源をスピーカーで流しながら一緒に弾いてもらうことで、安心して歌うことができると思います。
こんな風に、たとえ数人しか集まらない集いであっても、奉仕者がほとんどいなくても、場所と時間さえあれば、祈りを企画することができると思います。皆さんも始めてみてはいかがでしょうか。
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Photo: Creative Commons - Magis Brasil |